coachee利用者が語る〜キャリアチェンジ転職を経験した20代女性の本音〜

就職活動や転職活動をしている皆さんは、どの点に注目して企業選びをしていますか?

給料?福利厚生?残業時間?それとも仕事内容?それぞれが持つ仕事の価値観やそのときどきの状況によって、仕事選びのポイントは異なりますよね。

私自身、一番最初の就職活動では勤務地と企業規模だけを重視して企業選びをしていました。

しかし働くなかで仕事に対する考え方が変化し、その数年後の転職活動では、仕事内容が企業選びの主軸に。その結果、今までとは180度異なる環境に身を置くこととなりました。

そこで今回は、キャリアチェンジをしてみてよかった点とともに、転職した後に感じたギャップなど、反省点についてもお話しします。

この記事を書いた人


果穂


食品メーカーに勤務し、営業や開発の経験を積む。
その後、IT・Web業界へキャリアチェンジを成功させる。

目次

キャリアチェンジの転職を選んだ理由は?志望動機はどのように伝えた?

私は、第二新卒である社会人3年目のタイミングで未経験の業種・職種へ転職しました。その決断をした理由は、大きく2つに分けられます。

挑戦したい職種があった

冒頭でも簡単にお伝えしましたが、大学時代の就職活動の軸は、「安定していて全国転勤がない職場」でした。そのため、まず第一にこれらの条件をチェックし、希望が叶いそうな企業の求人を片っ端から応募することに。

そのときの私にとって、職種など仕事内容に対する優先度は低く、とくにこだわることはありませんでした。しかし実際に働いていくなかで、チャレンジしてみたい!と思える仕事と出会うことに。

当時勤めていた会社ではその職種はなく、転職をすることでしかその道を進むことはできなかったため、キャリアチェンジでの転職を決めました。

今後に対する不安

挑戦したいことがあったことがキャリアチェンジを選ぶ理由の大半を占めますが、当時抱えていた不安も転職を決断するきっかけになったと考えられます。

私は前職のとき、メーカー営業と商品開発の2つの職種を経験し、幅広い業務にチャレンジしました。今となってはその経験がプラスになっていることも多々あります。

しかし当時は、さまざまな仕事を経験すればするほど、この会社でしか生かせないスキルばかりなのではないかと感じていて、将来に対して大きな不安を抱いていました。

というのもメーカー業界は企業ごとで商品が異なるように、製造設備や規模、商品開発方法も千差万別。だからこそ、他の業界や企業で通用するスキルが身につきづらいといわれています。

ある程度安定が望めるため、ずっと働き続ける人にとってはとても良い環境ではないかと思います。

しかし私の場合は、今後どうなるかわからない不安から、会社に依存せず自分だけでも価値を見出せるようにどこでも通用するスキルを身につけたいという考えに至り、キャリアチェンジの転職に踏み切りました。


以上2つがキャリアチェンジした理由となります。

ちなみに面接で必ず聞かれるであろう志望動機に関してですが、なぜチャレンジしたいと思ったのかこれまでの経験を踏まえた上での具体的な経緯を伝えました

例えば、「限られた範囲のなかで物を売ったり作ったりする経験から、枠に囚われない価値を提供できるようになりたいと思ったから」など。前職の具体的な経験から得た考えを述べることでより納得してもらえました。

キャリアチェンジは難しい?何歳までがベスト?

未経験歓迎と記載されている求人のなかには第二新卒のみ対象であるものもあったので、確かに若ければ若いほど選択肢の幅が広がるでしょう。

ですが、面接では厳しさを感じる面も多々ありました。新しいことに挑戦したいという思い自体は成長意欲がある人として評価されますが、3年以内の転職であることから飽き性という印象を持たれる可能性が高いためです。

その点、ひと通り社会人としての経験を積み、ひとつのことに長く取り組めることをアピールできる20代後半から30代は、成長意欲と粘り強さが強い武器になると感じました。

以下では30代で未経験の職種へ転職を成功させるポイントについて詳しくご紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。

また私はライターになるために、ブログを開設して文章を書く練習をしていたことが評価されたので、キャリアチェンジのためにプライベートの時間でできることから始めることもおすすめです。

キャリアチェンジの転職でもエージェントへ相談は可能?

転職エージェントに登録すれば、未経験の業種や職種の場合でも希望と条件に合わせて求人を紹介してもらえるので、当時私も活用させていただきました。

とくに未経験の場合は、どんな会社があるのかなどわからないことも多いので、相談できる環境があるほうがプラスに働くでしょう。

年齢別におすすめの転職エージェントは以下の記事からチェックできます。どこに登録するか迷っている人はぜひ参考にしてみてくださいね。

転職後の本音を暴露!経験者が分析するキャリアチェンジとは?

ここからは転職後に感じたキャリアチェンジのメリット、デメリットについてお伝えしたいと思います。これはあくまで私個人の意見なので、参考程度にみていただければ幸いです。

最大の魅力は仕事へのモチベーションがアップすること

私はキャリアチェンジしたことで、「仕事」に対する捉え方が大きく変化しました。仕事のモチベーションアップに繋がった具体的な理由として、以下3つが挙げられます。

やりたかった仕事にチャレンジしたことで、やりがいを持てるようになった

資格取得や知識の習得につながり、新しいスキルが身についた

今後のキャリアビジョンを描けるようになった

仕事にやりがいを感じられるようになったことが学ぶ意欲につながり、更なる目標を持てるようになったことが、私にとって最もよかった点といえます。

リスクや失敗する場合もある

しかしポジティブなことばかりではなく、ネガティブな面もあるのが現実ですよね。以下が私が考えるキャリアチェンジのリスクです。

モチベーションが長続きしないときつい

収入が下がる

勤務条件を求めにくい場合も

もちろんこれは、選択する企業によって異なります。しかし未経験で挑戦する場合、給与面や勤務条件は求めにくかったりするので、それがモチベーションが下がる要因にもなり得ます。

私は転職した後で、やりたいことにチャレンジできる環境を得る代わりに、何かを捨てなければいけない場合もあるということに気づきました。

自分で選んだ道であればどちらも正解ですが、理想だけを求めて判断すると失敗する恐れもあるので、プラス面だけでなくマイナス面もみて吟味するのがおすすめです。

考え方は変化するもの。その都度自分にあった働き方を模索しよう


前述では、キャリアチェンジをする際は吟味して選ぶことをおすすめしましたが、そうはいっても環境が変化すれば考え方も変わるのが当然ですよね。

現に私はキャリアチェンジをしたこと自体に一切後悔はしていません。しかし、次の転職活動では当時と違う視点で取り組む予定です。

大切なのは、年齢・立場・ライフスタイルの変化によって考え方が変わることを受け入れることと、その都度自分のキャリアビジョンを見つめ直し行動し続けることでしょう。

キャリアビジョンで悩む人は、プロへの相談もひとつの手

自分が今後どのように社会で活躍していきたいのか、今までの経験を活かせる仕事があるのか、明確なキャリアビジョンを描くこと自体なかなか難しいですよね。

とくに近年は転職だけでなく副業という選択肢も増えましたが、そもそもどうやって副業にチャレンジすればいいのかわからない人も多いはず。

coacheeは転職、副業など仕事に関する幅広い悩みを、自分に合った価格帯からプロに相談できるサービスです。キャリアチェンジ、キャリアアップなど決まった悩みに限らず、今後の働き方についても相談できるので、仕事に対して悩みを抱えている人はぜひ活用してみてくださいね。

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