人事・キャリアコンサルタント職がフリーランスになったら就く仕事７選とは

人生１００年時代、誰もがいつかはフリーランス・個人事業主として、働く機会があるといわれています。
特に人事（HR）職・キャリアコンサルタント職の方が、フリーランスになった場合、どのような仕事があるのでしょうか？

人事・キャリアコンサルタント職がフリーランスになったら就く代表的な仕事７選を挙げてみましょう。

◤フリーランスになったら就く仕事７選◢

1. キャリアコンサルタント・コーチ
2. リクルートエージェント（ヘッドハンティング）
3. 人事制度のコンサルティング
4. 研修・教育プログラムの設計支援
5. HR Techコンサルタント
6. アウトプレースメントサービス
7. フリーランス人事部門の代行:

独立キャリアコンサルタント／コーチ

まず、挙げられるのが、独立したキャリアコンサルティングを行うキャリアコンサルタントまたはキャリアコーチです。個人または企業の従業員を対象に、キャリア・アドバイスやキャリア・プランニングの支援を行います。転職支援や再就職支援もこの業務に含まれることがあります。

Must／Want要件：キャリアコンサルタント国家資格、コーチ資格、その他キャリア支援系民間資格　キャリア相談の経験

リクルートエージェント（ヘッドハンター）

企業の人材採用ニーズに応じて、最適な候補者を見つけ出し、紹介する業務を行います。

フリーランスの場合は、大手企業のようなすべての職種を取り扱う総合型ではなく、例えば、経理職のみ・ITエンジニアのみといった専門人材分野での仲介・紹介活動に強みを持つことが求められます。

Must／Want要件：キャリアコンサルタント国家資格、コーチ資格、その他キャリア支援系民間資格、人材仲介業での経験

人事制度のコンサルティング

企業の人事制度や評価制度、報酬制度の設計・改善提案を行います。時に、労務管理や福利厚生のアドバイスも含まれます。企業の人事部門において、基幹となる人事制度に触れた経験があったり、HRコンサルティング会社に勤務していたなどの経験が必要です。

Must／Want要件：企業での人事制度企画・運営経験、HRコンサルティング会社での経験

研修・教育プログラムの設計支援

企業の従業員向けに、リーダーシップ研修、コミュニケーションスキル向上研修など、様々な研修プログラムを企画・実施します。企業の教育・人材開発部門において、上記の設計を担当した経験が必要となります。

キャリアコンサルタントの場合は、企業内人事未経験の場合も、資格取得時に得た知識で、キャリア開発支援制度の導入は可能となりそうです。

Must／Want要件：キャリアコンサルタント国家資格、コーチ資格、その他キャリア支援系民間資格、企業での教育部門経験

HR Techコンサルタント

人事関連のテクノロジー、例えば人事情報システム(HRIS)の選定や導入・運営支援を行う仕事です。昨今のDX,デジタル化により急速にニーズが増しています。デジタル化による人事業務の効率化をサポートします。ITの基本・応用的な知識に加え、システム導入・コンサルの経験があるとよりよいでしょう。

Must／Want要件：IT関連資格、企業でのシステム導入の経験、ITコンサルティング会社での経験

アウトプレースメントサービス

いわゆる、退職支援代行・アウトプレースメントを支援する仕事です。企業がリストラや組織再編に伴う離職者に対して、次のキャリアステップへの移行をスムーズにするためのサポートを提供します。

仕事紹介にとどまらず、セカンドキャリアに向かうための求職者のキャリアコンサルティング、トレーニングのニーズもあるでしょう。

Must／Want要件：キャリアコンサルタント国家資格、人材仲介業での経験

フリーランス人事部門の代行:

中小企業やスタートアップなど、正社員として人事部門を持つほどではない企業のために、人事関連業務全般をフリーランスとして代行します。採用活動、人事評価、労務管理など、必要に応じて幅広いサポートを提供します。

企業人事部門を広く経験した方が最適でしょう。

Must／Want要件：企業での人事・労務経験（幅広く）

人生いつかはフリーランス

人生いつかはフリーランスともいわれます。会社員の方も今から、どのフリーランススタイルを目指すのか、準備を始めてもよいかもしれませんね。