出世する人の特徴8選!真似すべき仕事術や出世できない時の対処法

会社で出世したいと考えていてもなかなかうまくいかなかったり、自分がどう変わるべきかわからず悩んでいる方も多いでしょう。実は出世する人には8つの特徴があります。

この記事では出世する人の特徴と真似すべき仕事術、どうしても出世できない場合の対処法を解説しています。

記事の監修者:高橋 秀誓
coachee株式会社 代表取締役 高橋 秀誓のプロフィール写真

高橋 秀誓
キャリアコンサルタント

coachee株式会社 代表取締役
国家資格キャリアコンサルタント
プロティアン認定ファシリテーター
キャリア相談プラットフォーム『coachee(コーチー)』運営者

明治大学卒業後、リテール、パーソルキャリア(旧インテリジェンス)を経て総合人材サービス会社に勤務。
求人広告、人材紹介、人材派遣、SESにおける、ソリューション提案、事業統括、会社設立等に従事。エグゼクティブ,Web,IT,SI.HRにおけるリクルーティング支援、キャリア形成支援を行う。
相談実績は3500人以上。

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目次

出世する人の特徴8選

会社で出世する人の特徴を解説します。あなたが会社でキャリアアップを目指すうえで必要な素質は何か、参考にしましょう。

  1. 清潔感がある見た目で人に好印象を与えられる
  2. 適切なコミュニケーションが取れる
  3. 判断が的確かつスピーディである
  4. 向上心があり努力を継続できる
  5. 目標達成するまで諦めないメンタルがある
  6. ポジティブで周囲のムードを明るくできる
  7. 礼儀正しく誠実に行動できる
  8. 周囲に適応する柔軟性がある

清潔感がある見た目で人に好印象を与えられる

清潔感がある見た目の人は「良い人だ、信頼できそうだ」という印象を与えやすいです。ビジネスシーンにおいても、好感が持てる見た目の人の方が信頼されやすく、プレゼンテーションの説得力も増します。

取引先との商談においても見た目の印象は大切ですし、社内のプレゼンテーションでもその人の意見は通りやすくなるでしょう。結果的に商談成功率や社内プレゼンテーションの成功につながり、出世しやすくなります。

適切なコミュニケーションが取れる

出世のためには上層部から覚えてもらえる人材になる必要があり、コミュニケーションは欠かせません。出世する人は社内外の人と円滑なコミュニケーションが取れるため人から好かれやすく、また人脈づくりも得意です。

頭の中にあるアイデアや考えを言語化するのも得意なので、積極的に意見を発表でき、意欲の高い人と評価されて出世につながります。

判断が的確かつスピーディである

ビジネスシーンでは判断が求められる場面が多いです。仕事ができる人は判断が正確であるのはもちろん、決断が早く頼りにされます。

また、出世のチャンスにつながる仕事の依頼を即決で請け負えるなど、機会を確実に出世に繋げていけるため、出世しやすい傾向にあります。

向上心があり努力を継続できる

出世する人は能力に慢心せず、常に向上心を持って努力を続けられる人です。自分に満足すると人の成長スピードは止まってしまいますが、出世する人は自分に厳しく、能力を伸ばすための勉強を止めません

コツコツ努力する姿勢は上司や同僚からも評価され、また努力に比例して能力も伸びていくためよりハイレベルな仕事を任せてもらえるでしょう。

目標達成するまで諦めないメンタルがある

会社で出世しやすい人はゴールを決め、達成するまで諦めない精神力の強さがあります。人は目標に対して障壁が現れると心が折れ、努力をやめてしまうこともあります。

しかし、仕事ができる人は精神力が強いため、障害が発生しても常に冷静です。冷静であるがゆえに状況を正しく分析し、目標を達成するための方法を考えて行動できます。その姿勢は上司からも評価され、出世につながりやすいでしょう。

ポジティブで周囲のムードを明るくできる

マネージャー職に求められる能力は、単純な仕事のスキルだけでなく、周囲への影響力です。特に社内のムードを明るくしてモチベーションを上げられる人材は、マネージャーの素質があると評価されます。

周囲への声掛け、チームで仕事する際に自分の感情を抑えて皆のモチベーションを優先する姿勢が、最終的に出世につながるでしょう。

礼儀正しく誠実に行動できる

ビジネスシーンにおいて、礼儀や誠実な態度は必須です。礼儀に欠ける態度をとる人は取引先の信頼だけでなく、社内でも人望を集められません。反対に礼儀正しい人は「取引先との交渉に出しても安心だ」「社内でも人望を集められるだろう」と信頼されます。

また誠意のある態度は、仕事においてもズルをせずクライアントの利益を追求できる人と上司に評価され、将来的に出世できるでしょう。

周囲に適応する柔軟性がある

能力の高さは出世の条件の1つですが、会社によって評価基準が違います。例えば、実力主義の会社では能力の高さで出世できますし、昔気質の会社では上司に気に入られるコミュニケーションのうまさが評価基準になるケースもあるでしょう。

出世のために必要なのは、自社で出世している人の特徴を見極めて柔軟に対応できるスキルです。能力の高さはもちろん、出世のために何が必要か判断して自分の振る舞いや行動を変えられる人が出世するでしょう。

出世する人が仕事で心掛けている3つのこと

会社でキャリアアップする人が仕事で心掛けている3つのことを紹介します。

  1. 仕事の目的を明確にする
  2. 効率や費用対効果を意識する
  3. チームワークをとる

仕事の目的を明確にする

出世する人は漫然と仕事するのではなく「この仕事の目的は何か」と考え、ゴールを意識しています。仕事の意義を理解していなければ無駄な工程を踏んだり、作業が完了しただけでその仕事の目的を達成できない可能性があるためです。

例えば、営業で自社商品を売り込む目的は一時的な売上だけでなく、商品を購入した取引先が商品の良さを実感してリピーターとなってくれることです。目的を意識できている営業は商談成立後も商品の感想を聞いたり、使い方の不明点を親切に説明するなどアフターフォローまでおこないます。

出世する人は仕事の目的が明確であり、目的達成のために必要な行動を的確に実行できます。

効率や費用対効果を意識する

出世する人は決まった時間内に、与えられた仕事をこなせるかを意識しながら働いています。作業の優先度を決めて仕事し、より効率が高まるよう無駄な工程を省いたり、一緒にできる作業を統合するなどの努力を欠かしません。

またタイムマネジメントにも長けており、難しいタスクを朝に設定して、夕方にメールチェックなどの単純作業をこなすなど時間配分も考えて調整しています。

また作業を実施する際の費用対効果も意識し、メリットを最大化する方法を模索するのも得意です。ただ作業するだけでなく決まった時間内で質の高い仕事ができるようにしています。

チームワークをとる

会社で評価される人はチームワークを意識して仕事を進めます。視野が広く「自分の目標だけではなくチーム全員で目標を達成しよう」という気持ちを持っているためです。チーム員で業務を分担し、進捗が遅い人がいれば手伝ったりと皆で協力して仕事を終わらせるよう動きます。

チームワークが取れる人は周囲からも「いつも全体を見て協力してくれる人」と頼られ、慕われるため出世につながりやすいです。

会社で出世するために今できること

今の会社で出世したいと考えているなら以下3つを意識して仕事しましょう。

  1. すでに出世している人の振る舞いを真似する
  2. なりたい役職の仕事を先取りする
  3. チームのサポートを意識する

すでに出世している人の振る舞いを真似する

会社によって出世する人の基準は異なります。まずは自社ですでに出世している人を観察し、必要なスキルや振る舞いを身につけましょう。

例えば、若くして出世した人が仕事のスキルの高さを評価されている場合は、仕事において結果を出すことで出世への道が開けるはずです。反対に、すでに出世する人が業務遂行能力ではなくコミュニケーションスキルや人望で出世している場合は、仕事はもちろんチームワークをとることや周囲との調和を意識して仕事をしましょう。

目標を達成するには、すでにあなたの理想を叶えている人を真似て、会社がどんな人材を評価するか確認してください。

なりたい役職の仕事を先取りする

出世を目標としているなら、なりたい役職の仕事を先取りしましょう。あなたが今一般職で係長を目指している場合は、あなたの会社の係長の仕事を積極的に手伝ってください。係長に「何か手伝わせてほしい」と申し出て、その仕事の一部を担当しましょう。

もちろん一般職に任せられる仕事がない可能性もありますが、手伝いを申し出ることで出世への意欲があるとアピールできるはずです。また任せてもらえた仕事は全力で遂行し、頼れる人員だとアピールしましょう。

続けていくうちにより上級工程も任せてもらえるようになり、あなたを昇進させるようその上司が後押ししてくれる可能性が高まります。

チームのサポートを意識する

出世する人は自分の目標達成だけではなく、チーム全体のゴールを意識する傾向が高いです。マネージャーは統括するチームや部署の業務を円滑に進め、目標達成できるように調整する仕事です。そのため、一般社員のうちから広い視野を養っておく必要があります。

つい自分の目の前の仕事に集中しがちですが、視野を広く持ってチーム全体のサポートをおこないましょう。例えば、チームで進めているプロジェクトの進捗管理をおこない、遅れている人がいれば積極的に手伝いを申し出てください。

また、帰社時も必ず周囲に声をかけて残業になりそうな人を手伝いましょう。最初は自分のチームのサポートを、慣れてくれば部署全体に声をかけて手伝いが必要か聞くなどすれば、よりマネージャーから「チームワークを取れる人員だ」と評価されます。

\出世に必要な仕事術についても相談できます!/

どうしても出世できないと悩んだ場合の対処法

出世のために努力を重ねてきたのに、どうしても出世できないと悩んでいる人もいるでしょう。頑張っても出世できないのは今の環境が合っていないか、努力の方向性が間違っている可能性があります。以下3つの対処法を試して、自分がキャリアアップする方法を考えてみましょう。

  1. 今の会社で出世すべきか考えてみる
  2. 上司に相談する
  3. キャリア相談を利用してみる

今の会社で出世すべきか考えてみる

仕事におけるゴールは、今の会社での出世ではありません。あなたは本当に今の会社で管理職や経営層に入りたいのでしょうか。大切なのは出世した先でどんな自己実現をしたいかです。

「今の会社で出世して、新商品を開発して売り上げに貢献したい」など、明確なビジョンがある場合はそのまま頑張るべきです。反対に「出世してより給料をもらいたい」「同期も出世しているし、自分だけ今のポジションでは恥ずかしい」と思っているだけなら、今の会社にこだわる必要はないのかもしれません。

今の会社で出世したのではなく、やりがいを見つけたい、より高待遇を得たいと考えている場合は転職も選択肢の1つです。

上司に相談する

信頼できる上司がいるなら、あなたのキャリアについて相談してみても良いでしょう。あなたの仕事ぶりを近くでみている上司なら、出世に必要なスキルや振る舞いについて的確なアドバイスをくれるはずです。

上司が今のポジションにつくために何を頑張ったかなど、過去の体験談から教えてくれるでしょう。

キャリア相談を利用してみる

社内で相談できる人がいない場合は、キャリア相談を利用しましょう。キャリア相談はキャリア形成のプロが、あなたのスキルや経歴を客観的に評価し、アドバイスをくれるサービスです。

あなたが気付いていない欠点や身につけるべきスキルを教えてもらえ、今の会社で出世する道が開けるかもしれません。またはキャリア相談を通じて転職した方がやりがいのある仕事ができる可能性に気付けたり、独立して起業するなど考えてもみなかったキャリアを思いつく可能性があります。

出世する人の特徴を真似してキャリアアップを目指しましょう

会社で出世する人は仕事のうえでも業務の意義を意識し、自分のことだけでなくチーム全体を考えて動いたり、効率的な仕事を実施しています。まずはあなたの仕事ぶりを客観的に評価して、出世する人の特徴を備えているか考えてみましょう。そのうえで自分に足りない素養やスキルを補えるように、業務を遂行してください。

すでに努力を重ねているのに出世できないと悩んでいる方はまず、自分が今の会社で出世したいのかもう一度考えてみましょう。「出世したらやりがいも給料も上がるはずだ」などと思っている場合は、今の環境に固執する可能性はありません。

客観的な意見を聞くために上司、または社外のキャリア相談を利用するのも良いでしょう。キャリア相談は高いイメージがあると思いますが、1回1,000円から個別相談できるサービスもあります。

\『coachee』でキャリアアップについて相談しましょう!/

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