孤独な在宅勤務とパワハラの狭間で──転職に悩んだ私が、自分らしいキャリアを見つけた道のり

「また転職してしまうのかもしれない」
「今回は本当に自分のせいなのか…?」
そんな思いを抱えて、在宅勤務の孤独な空間でキャリアの迷路に立ち尽くしていたhiroさん。
きっかけは、取引先から受けたパワハラ。
そして、その一件は、私にとって“自分のキャリアの築き方”を見直すターニングポイントとなりました。
この記事では、hiroさんがキャリアに抱いていた不安、キャリアコンサルタントとの出会い、そして前向きな一歩を踏み出すまでのストーリーをお届けします。
パワハラ、在宅勤務、孤独──“嫌なことから逃げている”という不安
coacheeを利用しようと思ったとき、hiroさんはどのような状況でしたか?
今の会社に入社して1年半で、転職を考える状況になりました。
次こそ長く働ける会社を見つけるため、自分のキャリアの築き方について客観的なアドバイスが欲しいと感じ、キャリアコンサルタントを探し始めました。
特に今回は取引先からパワハラを受け、やむを得ず離職を考える必要が出てきました。
しかし一方では、“嫌なことから逃げているだけではないか”という不安もあり、
パワハラによる転職が採用面接でどのように判断されるのか、また世間的に自分の選択が正しいのかを誰かに相談したいと思いました。
以前は同僚に相談できましたが、今は完全在宅勤務で相談相手もおらず、孤独感を強く感じていました。
そんな中、たまたま他サービスの広告で“キャリアコンサルタントを使って転職活動をした人の体験談を見かけて興味が出ました。
“誰に相談するか”を、真剣に考えた
知り合いの転職エージェントに相談したところ、『国家資格を持ち、転職エージェントの経験があるコンサルタントが良い』と勧められました。
条件に合う方をネットで探していたとき、coacheeのサービスにたどり着きました。
他のサービス(ココナラなど)では相談相手が多すぎて、誰を選んだらいいのか分からず不安がありましたが、
coacheeは“キャリア相談に特化したコンサルタント”を見つけられる点に魅力を感じ、一定のレベルが期待できると考えて利用を決めました。
coacheeでコーチを探すと、外資系IT領域に理解があり、大手転職エージェント出身の実績があるコーチが見つかり、この人に相談しようと決めました。
“納得のいく転職”を叶えるために
どのような変化や成果を期待してコーチングを依頼しましたか?
目的は、何より“自分が納得できる転職”を実現することでした。
そのためにまず、自分のキャリア観――たとえば“業務効率化のエキスパートとして必要とされる存在になりたい”という考えを整理し、
賃金やワークライフバランスなどの条件も含め、どんな働き方を目指すべきかを、コーチから客観的にアドバイスをもらいたいと考えました。
また当初は、パワハラのせいで企業で働くことに嫌気がさし、いっそフリーランスで働くのはどうかとも考えていたため、自分のスキルや経験に対して幅広い視点で意見が欲しかったです。
実際、当時は仕事のトラブルも重なり、自信を失い、今後どう動けばいいかもわからなくなっていたと思います。
相談を通じて『まずは転職活動に集中し、将来的にフリーランスも視野に入れよう』という方針がまとまり、前向きに動き出すことができました。
“自分に原因があるのでは?”という悩み
コーチングで相談した主な悩みは何でしたか?
今回、取引先からのパワハラがきっかけで離職を考え、転職活動を始めましたが、それ以前も人間関係のトラブルを経験したことがあったため、
“こうした攻撃を受けるのは、何か自分にも原因があるのではないか”という不安がありました。
その気持ちを包み隠さずコンサルタントに話したところ、
『その状況であれば自分でも転職を考える』と理解を示してもらえ、
気持ちが軽くなり、自信を取り戻せました。
この相談を通じて、転職活動に前向きになれました。
経歴を“削る”のではなく、“活かす”こと
コーチングを通して、新たな気づきや変化はありましたか?
今まで何度か転職を繰り返してきたため、職務経歴書が長くなりすぎるのが悩みでした。
ある転職エージェントから“職務経歴書は短くコンパクトに”と言われ、
自分の経験を自然と省略・削除するようになっていたのです。
今回、コンサルタントとスキルや経験について話をしたところ、
『職務経歴書に書かれていない経験もたくさんありますね。それもぜひ書きましょう』とアドバイスをいただきました。
具体的にどこを加筆すべきか指示をもらいながら、大幅に職務経歴書を書き直しました。
この過程で自分の経験を一つひとつ振り返り、文章に落とし込む中で、
“自分はこれだけのことを積み重ねてきた”と再確認でき、自信につながったと感じています。
“相談できる存在”がくれた安心感
コーチングを受けたことで、“悩みやトラブルがあっても相談できる人がいる”と思えるようになりました。
その安心感から、転職活動中も無駄に一喜一憂せず、落ち着いて行動できるようになったと感じます。
実際、転職が決まり、会社に離職を申し出た際にもトラブルがありました。今回、パワハラの件があったので会社都合退職で話が進んでいたのですが、会社の人事が海外の部門だったためやり取りがうまくいかず、次の会社の入社に間に合わない日に退職日を設定されました。そのため「退職日を変更して欲しい」と告げたところ、「変更するなら自己都合退職になる」と言われるなど、せっかく転職が決まっても落ち着くことができませんでした。おそらく一人ならどうしていいか途方に暮れたと思いますが、今回はこうした事態もコンサルタントに相談できたため、なんとか冷静に対処することができました。
『何かあればいつでもメッセージしてください』と言っていただけたことも心強かったです。
“困ったら相談できる”存在がいるだけで、気持ちが軽くなり、次のステップにも前向きに進めました。
キャリアに悩む誰かに、私から伝えたいこと
最後に、キャリアに悩む方に一言お願いします。
転職活動は、何歳であっても、何度経験してもストレスが溜まるものだと実感しています。
決して“慣れる”ことはなく、毎回が真剣勝負です。
しかし、人生の中では自分の選択として“転職せざるを得ない場面”もあります。
その時に、どうやって困難な状況に対処し乗り越えるかが、転職成功のカギだと思います。
年齢を重ねるほど転職活動には時間がかかる傾向もあります。
だからこそ、的確なアドバイスをくれて、安心感を与えてくれる“コーチ”の存在は、とても貴重だと感じました。
一人で抱え込まず、信頼できる誰かに頼ることも、前に進むための大切な一歩だと思います。
編集後記
孤独、葛藤、過去のトラウマ——
それらに真摯に向き合いながらも、前進する道を選んだhiroさんの姿勢に、深く胸を打たれました。
キャリアとは、単なる「転職」ではなく「人生をどうデザインするか」という問いに他なりません。
そして、その問いに向き合う時間を、1人で抱える必要はありません。
もしあなたも今、少しでもキャリアに迷いがあるなら。
coacheeのような“対話の場”が、あなたの歩みに力を与えてくれるかもしれません。
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