事務職の9つのキャリアプラン|キャリアチェンジの選択肢や面接での答え方も解説

「事務職としてこのままのキャリアプランでいいのか不安…将来性のある専門スキルを身につけたい」
「事務職でもキャリアアップできるの?」

事務職の将来性に不安を感じている方も多いでしょう。

本記事では、事務職のキャリアプランを9つ解説します。

必要なスキルも紹介するため、将来の方向性と実行すべき行動を具体的にイメージできるようになります。

事務職としての市場価値を高め、自信を持ってキャリアを歩んでいきましょう。

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目次

事務職のキャリアプランとは

キャリアプランとは、職業や働き方において理想とする将来の姿(キャリアビジョン)を実現するための具体的な行動設計を指します。キャリアプランを策定する際は、いつまでに何を実行すべきかを明確なアクションとして計画立案します。

アクションプランを実行することで、理想とするキャリアビジョンに向かえるでしょう。

事務職のキャリアプランを立てるメリット

事務職でキャリアプランを設計することで、ライフプランを組み込んだ理想の職業人生を描けるようになります。

5年後や10年後にどのような姿でありたいかをライフイベントも考慮しながら目標設定するとより効果的です。目標から逆算して行動計画を立て、実行することで、理想の職業人生を歩めるでしょう。

また、キャリアプランがあることで、転職や面接時にもメリットがあります。企業は、長く活躍できる人材かどうかを重視するため、明確なキャリアビジョンを持つ応募者は好印象を与えやすいのです。

具体的には「なぜこの仕事を選び、この会社を志望しているのか」を一貫性のある言葉で伝えられるようになると、志望動機にも説得力が増します。その結果、面接官に「長期的に活躍できそうな人材」という印象を与えやすくなり、選考通過率の向上につながるでしょう。

事務職のキャリアプラン

事務職には多様なキャリアパスが存在しており、自分に適した方向性を選択できます。具体的には、以下のようなキャリアプランがあります。

  • 一般事務から専門的な事務へのキャリアアップ
  • 管理職への昇進
  • 独立・フリーランス

以下の項で詳しく解説します。

一般事務から専門的な事務へのキャリアアップ

一般事務から専門性の高い事務職種にステップアップする道筋は、多くの事務職にとって現実的な選択肢です。専門的な事務職に転向すると、高い報酬や安定したポジションを獲得できる可能性が高まります。

以下の項で詳しく解説します。

h4:1.営業事務

営業事務は、契約関連書類や見積もり書、出荷伝票、請求関連書類などの作成業務を担います。

さらに商品の在庫状況の把握や売上代金の管理など、営業活動を支える幅広い業務を受け持ちます。例えば顧客との納期調整や、商品説明資料の準備などを行います。

一般的な事務職やOA事務と同じく、日常業務でWordやExcelなどの文書作成・計算ソフトを多用するため、マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)を持っているとスキルの証明になります。

h4:2.経理事務

経理事務は、会社のお金に関わる業務を担当します。

主な業務内容として、伝票の処理や経費の管理、帳簿の作成、年度末の決算業務などが挙げられます。

データの入力など、数字関連の作業が得意な人に適した職種と言えるでしょう。

会計や財務に関する専門知識、会計システムや計算ツールの操作スキル、給与算定に関する知識が求められるため、関連する資格を保有していると就職に有利です。日商簿記検定や電子会計実務検定、給与計算実務能力検定などが代表的な資格として挙げられます。

h4:3.総務事務

総務事務とは、総務部門で勤務する事務です。企業の備品調達や設備の維持管理、各種書類の作成、メールや電話での応対など、前述の一般事務と同じく業務領域が多岐にわたるのが特徴です。

会社運営の根幹に関わる重要な役割を担うため、多方面にわたる知識と関係者間の調整スキルが必要とされます。例えば新入社員の研修企画や福利厚生制度の運営、社内規程の管理なども総務事務の担当範囲に含まれます。

h4:4.人事事務・労務事務

人事事務・労務事務は、社員の入社から退社に至るまでの人事管理に関連する事務処理を担当します。採用業務や人事異動、昇格手続き、退職処理などの雇用関連事務などが挙げられます。勤務時間や休暇日数、有給休暇の取得状況の確認なども業務範囲です。

また年金や医療・介護・雇用保険といった社会保険関連の手続きや、保養施設や社員寮などの管理を任されるケースもあります。新入社員の社会保険加入手続きや年末調整業務なども重要な業務の一つです。

日常的にWordやExcelなどの文書作成・計算ソフトを活用するため、マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)を持っていると採用時に評価されやすくなります。

h4:5.法務事務

法務事務は、企業の法務部門で活動する事務職です。不動産登記や法人登記、商取引など法的な案件に関する事務作業のほか、法的なトラブルの対応や知的財産権の取り扱い、顧問弁護士との連絡調整、法律改正時の業務見直し・手順書作成など法律に関連する業務が中心です。

弁護士のような法律関連の国家資格を持たなくても就業可能ですが、法律に関する資格があれば、専門知識をアピールできます。

企業法務に関する法律知識を測るビジネス実務法務検定などが役立ちます。

h4:6.貿易事務

貿易事務は、輸出入や通関に関連する事務処理を担当します。貿易関連書類の作成や製品の配送手配、通関業務の調整、出荷状況の管理など貿易に関する事務手続き全般を受け持ちます。そのほかにも、輸出入許可書の作成や船積み書類の準備、海外顧客とのメール対応などが日常業務に含まれます。

海外企業とのやり取りで英語の書類を扱うため、英語力は必須条件でTOEICスコアは700点以上が目安です。

また貿易に関する専門知識の証明や貿易事務へのキャリアアップを目指す場合は、貿易実務検定を取得していると就職に有利です。

h4:7.金融事務

金融事務は、金融機関の裏側で事務処理を担当するポジションです。書類・データの作成や管理業務が主な仕事内容ですが、窓口業務や電話応対を通じて顧客と直接接する場合もあるのが特徴です。

例えば口座開設手続きや融資関連書類の準備、投資商品の説明資料作成などを行います。証券外務員やファイナンシャルプランナーなどの資格を取得すれば、専門性を高めてキャリアアップも図りやすくなります。

管理職への昇進

事務職には、管理者を目指すというキャリアプランも考えられます。現在勤務している企業で昇格を狙ったり、転職によってポジションアップを図ったりする手段があります。

月次売上目標の設定や進捗管理、チームメンバーの業務分担調整、新人研修の企画・実施などが管理職の役割として求められます。

管理者になるには、部下の指導やチーム全体のサポートなどに主体的に関わり、チームマネジメントスキルを習得することが重要です。また企業の人事評価制度や昇格システムを把握し、管理者に求められる要件を明確にしておく必要があります。

独立・フリーランス

事務職での実務経験を活かし独立して活動する選択肢もあります。主に以下のような働き方が存在します。

  • 企業や個人事業主のバックオフィス業務で働く
  • 事務コンサルタントとして働く

まず、企業や個人事業主のバックオフィス業務を中心に、各種専門業務の案件を幅広く手掛ける選択肢が考えられます。会計処理や人事関連業務、営業サポート、総務全般、資料・提案書作成などが代表例です。

さらに事務コンサルタントという選択も可能です。企業の事務業務の効率向上や業務フロー改善に関するアドバイザリー業務を提供する仕事です。事務体制の構築を検討している企業のアドバイザーとしての役割を担うため、マネジメント実績や業務改善プロジェクトの経験がある方は力を発揮しやすいと言えるでしょう。

事務職からのキャリアチェンジプラン4選

事務職で培った実務経験やスキルは、他業種への転身においても強みとなります。汎用性の高いスキルや実務経験を活かせる代表的な転職先として、以下の職種があります。

  • 秘書職
  • 営業職
  • ITサポート職
  • 人事・総務職

これらの職種への転身パターンを理解することで、多様なキャリア選択が可能になります。

1.秘書職

秘書職は、企業の経営陣や管理職など特定の人物をサポートし、業務が円滑に進むように支援する仕事です。担当者の性格や好み、業務スタイルを理解し、周囲の環境を調整することで、組織全体の効率化にも貢献します。

事務職で培ったビジネスマナーやPC操作のスキルは、そのまま秘書業務に活かせます。また、細やかな気配りやサポートが得意な人には特に向いている職種です。

秘書職は企業の中核を担う人物に近い立場で働くため、機密性の高い情報を扱う機会が多い職種です。そのため、重要な情報を知っても、周囲に漏らさず守秘義務を徹底できる「自己管理能力の高さ」が求められます。

2.営業職

事務職を経験している人の中には、コミュニケーションスキルを活かして営業職に転職したいという人もいます。裏方の業務が多い事務職よりも、顧客から直接感謝されたり、頑張った分だけ収入が増える成果報酬があったりするのが営業職の魅力です。

営業職で自分らしく活躍できそうだと感じるのであれば、思い切って職種変更するのも良いでしょう。

3.ITサポート職

最近では、ヘルプデスクとしてIT知識を習得し、顧客のサポートをするスキルを身に付けたいと転職するパターンが増加しています。事務職として顧客の請求書等の取りまとめを通して社外との調整をしていたり、業界知識を活かした事務をしていたりした方は特に転職しやすくなります。

IT業界への転職を検討しつつ、社外調整経験も活かしたい方は選択肢に入れると良いでしょう。異業種への転職は困難だと思われがちですが、重要なのは異業種でも生かせる経験やスキルをアピールすることです。

具体的には顧客からの技術的な問い合わせ対応、システム操作説明、トラブル解決サポートなどが主な業務になります。ITパスポートや基本情報技術者試験などの資格取得も転職に有利です。

事務職のキャリアプランを立て実現する方法5ステップ

本項では、事務職のキャリアプランを立て実現する方法を解説します。

  • スキルや経験の棚卸しをする
  • 希望するキャリアの方向性を決める
  • 必要な資格を洗い出す
  • 行動計画を立てる
  • 見直しと修正を定期的に行う

手順を順番に実行することで、理想の職業人生を確実に実現できるでしょう。

1.スキルや経験の棚卸しをする

キャリアプランを立てる第一歩は、自分自身の「今の状態」を正確に把握することです。そのためには、これまでの経験やスキルを一度書き出し「何ができるのか」「何が強みなのか」を客観的に整理する作業が必要です。

具体的には、以下のようなポイントをリストアップしてみましょう。

  • 経験した業務の内容(例:データ入力、請求書作成、備品管理 など)
  • 習得したスキル(例:Excelの関数、Wordでの文書作成、電話対応のマナー など)
  • 周囲に評価されたこと、成果につながったこと(例:「入力ミスが少ない」「段取り力がある」など)

可能であれば「月○件の資料作成」など、実績を数値化すると客観性が増し、自己分析がより効果的になります。

こうして棚卸しを行うことで「どのような業務に向いているか」「次に目指すべき方向は何か」が見えやすくなります。

2.希望するキャリアの方向性を決める

目指すべき方向性を考えるには、自分の理想の働き方やキャリアプランの具体例を参考にするのが効果的です。

「数年後に総務や人事業務にステップアップする」「新たな資格を活かして職業の幅を広げる」など、現実的で明確な目標を設定しましょう。

方向性を決める際は、自分の価値観や興味関心も考慮に入れましょう。単に給与が高いからという理由だけでなく、やりがいを感じられる分野を選ぶと、長期的なモチベーション維持につながります。

3.必要な資格を洗い出す

設定した職業目標を実現するために、どのようなスキルや資格が必要かを明確にしましょう。

経理事務を目指すなら「日商簿記3級以上」、営業事務なら「MOS(Word・Excel)」、貿易事務なら「貿易実務検定」など、職種ごとに有利な資格やスキルがあります。現状の自分と理想とのギャップを把握し、足りない部分をリストアップします。

資格の優先順位をつける際は、取得難易度と実務での活用度を考慮して判断するのがポイントです。まずは比較的取得しやすく、すぐに業務で活かせる資格から挑戦することをおすすめします。

4.行動計画を立てる

必要なスキルや資格が分かったら、行動計画に落とし込みましょう。

「半年以内にMOS資格を取得する」「1年後までに英語力をTOEIC600点まで伸ばす」など、期間を区切って段階的な目標を設定するのがポイントです。

計画を立てる際は、生活リズムや仕事の繁忙度を考慮し、達成可能なスケジュールを設定しましょう。無理な計画は挫折の原因となるため、自分のライフスタイルに合わせて調整しましょう。

5.見直しと修正を定期的に行う

キャリアプランは、一度立てたら終わりではありません。計画通りに進んでいるかを定期的に確認し、必要に応じて見直す習慣を持ちましょう。

例えば、3ヶ月や半年に一度「目標は今の自分に合っているか」「実際に行動できているか」などを見直しましょう。思っていたより難しかった、あるいは意外と早く達成できた、といった発見があるかもしれません。

事務職のキャリアアップに役立つスキル

事務職のキャリアアップに役立つスキルは、以下の3点です。

  • PCスキル(Excel・Word・PowerPoint、その他ツール)
  • コミュニケーション能力
  • 業務効率化・改善能力

以下の項で詳しく解説します。

1.PCスキル(Excel・Word・PowerPoint、その他ツール)

事務職において、パソコン操作スキルは必須の基礎能力です。書類作成やデータ入力などの処理速度が速ければ、それだけ業務全体の効率も向上します。特に、Excel・Word・PowerPointといったオフィスソフトの活用力は、日常業務の質に直結します。

例えば、ExcelではVLOOKUP関数やピボットテーブルを用いた売上分析、マクロによる定型業務の自動化などが実務で高く評価されるスキルです。Wordでは社内外文書の体裁を整えた作成スキル、PowerPointでは会議資料や企画書などの視覚的に伝わるプレゼンテーション資料の作成能力が求められます。

スキルを客観的に証明するには、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)資格などの取得がおすすめです。資格があることで、実務スキルを採用担当者に具体的にアピールでき、転職時やキャリアアップの場面でも有利になります。

2.コミュニケーション能力

事務職、特に総務事務や人事事務では、社内外の多くの人と関わる機会が多いため、円滑なコミュニケーション能力が不可欠です。業務をスムーズに進めるうえで、相手と適切に意思疎通を図り、信頼関係を築く力が問われます。

コミュニケーションといっても単に会話が得意であればよいわけではありません。電話・メール・対面など、状況に応じた伝え方を使い分ける力が求められます。特に事務職では「わかりやすく伝える力」「相手の意図をくみ取る力」「正確に情報を伝達する力」が大きなポイントです。

具体的には、来客時の丁寧な応対や、電話での正確な伝言は、企業の印象を左右する場面です。また、会議での簡潔な発言や、上司へのわかりやすい報告書作成なども、業務の質を高める重要なスキルといえます。

さらに、社内外の関係者とスケジュール調整を行ったり、トラブルやクレームが発生した際に冷静かつ迅速に対応したりする場面でも、コミュニケーション能力の高さが問われます。

コミュニケーションに関しては、以下の記事でも詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

【管理職向け】部下とのコミュニケーションの取り方7つのコツ!失敗例も解説

上司と合わない5つの原因とは?ストレスなく働くための対処法を紹介

3.業務効率化・改善能力

事務職において、業務の効率化や改善に取り組む姿勢は、組織全体の生産性向上に直結します。「なぜこのやり方なのか」「もっと効率的にできないか」と常に疑問を持ち、課題を発見・改善しようとする姿勢が重要です。

例えば、日々の業務フローを見直す中で「紙ベースの申請書をWebフォームに切り替えることで、年間コピー用紙を30%削減し、承認スピードも2日短縮できた」といった改善は、費用対効果の面でも評価されやすい成果です。

また、以下のような改善事例が挙げられます。

  • ペーパーレス化の推進
  • 業務マニュアルの作成
  • アウトソーシングの活用
  • 処理能力が高いPCの導入
  • 業務担当の見直し

現状の課題を正確に把握し、解決策を具体的に提示する力が求められます。

【パターン別】事務職のキャリアプランを面接で聞かれたときの答え方

本項では、事務職のキャリアプランを面接で聞かれたときの答え方を解説します。

  • 新卒・第二新卒
  • 事務職未経験者
  • 事務職経験者
  • 管理職を目指す場合

各パターンの特徴を理解し、自分に合った回答方法を身につけることで面接通過率を高められるでしょう。

1.新卒・第二新卒

新卒の場合には実務未経験のため、まずは事務職としてどのような仕事がしたいか、イメージだけでも伝えられると良いでしょう。また新卒が後進として入社してきたときに、どのような先輩になりたいか考えて伝えるのがポイントです。

職歴のない段階では、業務経験をアピールできないため、学生時代の経験や学んだ内容を事務職での活躍にどう活かせるかを説明します。加えて、将来的に後輩指導ができる人材になりたいという成長意欲を示すと、長期的な視点を持っていることをアピールできるでしょう。

具体的には大学のサークル活動でのイベント企画・運営経験、アルバイトでの接客やデータ入力経験、簿記やMOS資格の取得などが挙げられます。直接的ではなくても、事務職に関連する経験を積極的に伝えましょう。

2.事務職未経験者

未経験で事務職に転職する場合は、事務職に必要なスキルや経験、知識をアピールするのは難しい状況です。また事務職は未経験者OKの求人も多くありますが、即戦力が求められるため、事務職に直結するスキル・経験がないと不利になる場合があります。

このような状況では、以下のように、ソフトスキルをアピールしたキャリアプランの作成をおすすめします。

  • 組織貢献力や業務に対して取り組む姿勢
  • コミュニケーション能力
  • 論理的思考力
  • 問題解決能力

前職での経験をこれらのスキルと関連付けて説明し、事務職でも活かせることを強調します。また事務職への転職理由を明確にし、なぜその職種を選んだのかを説得力のある形で伝えてみましょう。

3.事務職経験者

事務職から事務職へ転職する場合は、これまでに培った経験や専門知識といったテクニカルスキルに加え、コミュニケーション能力や問題解決力などのポータブルスキルも強みとしてアピールしましょう。

特に評価されやすいのが、業務の正確性や効率性を高めた具体的な取り組みです。例えば「手作業だった請求書作成を自動化し、月10時間の工数削減を実現した」「Excelの関数を活用して、データ集計ミスをゼロにした」といったように、成果を数値で示して説明すると、説得力が格段に増します。

4.管理職を目指す場合

管理職を目指すにあたっては「なぜそのポジションを志望するのか」「そのためにどのような経験やスキルを積み重ねてきたのか」といった点を、伝えることが重要です。

また、管理職として求められる数値管理やマネジメントスキルの重要性を理解し、それを踏まえた現実的な行動計画を示すことで、説得力が増します。

これまでのリーダー経験や後輩指導の実績があれば、成果とあわせて紹介し、自身のマネジメント適性をアピールしましょう。

事務職のキャリアプランに悩んだらcoacheeで相談を

事務職のキャリアプランには、専門事務へのキャリアアップや管理職への昇進、独立・フリーランスなど多様な選択肢があります。営業事務や経理事務といった専門性の高い事務職への転向や、他職種へのキャリアチェンジも可能です。

成功するためには、現状のスキルを棚卸ししたり、希望する方向性を決めたりなどのステップを踏むことが必要です。

事務職のキャリアプランに悩んでいる方は、キャリア相談プラットフォーム「coachee(コーチー)」の活用がおすすめです。

業界経験豊富なキャリアコーチが、現在のスキルや経験を踏まえながら、あなたに最適なキャリアプランを一緒に考えてくれます。専門事務へのキャリアアップ、管理職への昇進、他職種への転職など、さまざまな選択肢について具体的なアドバイスを受けられます。

1回1,000円から気軽に相談できるため「今の職場で成長できるか不安」「どのようなスキルを身につけるべきかわからない」という方も安心です。経験豊富なプロの視点から、あなたの強みを活かしたキャリア戦略を提案してもらいましょう。

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