自己肯定感とは?仕事で迷子になっている人が知っておきたいこと

「今の仕事、このままで良いのだろうか」

「自分には、人に誇れる強みなんてないのかもしれない」

このような気持ちを抱えながら、それでも毎日仕事に向かっている方もいるのではないでしょうか。

仕事への自信が持てなくなったとき、その背景には「自己肯定感」の揺らぎが深く関わっている場合があります。そこで本記事では、自己肯定感の概要や高めるための方法をお伝えしています。

なおcoacheeでは、自己肯定感が低くて悩んでいる方向けにも、経験豊富なキャリアコーチがサポートを行っています。

目次

自己肯定感とは?わかりやすく簡単に解説

自己肯定感とは、自分の価値を認め、ありのままの自分を肯定的に受け入れる力のことです。自己肯定感は「自分が何ができるのか」「何がしたいのか」を問い直し、自分の内なる声に耳を傾けるプロセスによって育まれます。

「自信」と混同されやすいですが、自信は「プレゼンが得意」「数字に強い」といった、特定の能力に対する評価です。一方、自己肯定感は能力や実績に関係なく「自分という存在そのもの」に対する安心感を指します。

なぜ社会人に自己肯定感が必要なのか

「人生100年時代」という言葉が広まり、定年の引き上げや働き方の多様化が進む現代では、キャリアはもはや会社や組織に任せておける時代ではなくなっています。「自分はこの先大丈夫なのだろうか」といった漫然とした問いに悩まされることもあるでしょう。

このとき自己肯定感が高いと「自分ならなんとかできるだろう」と、不確定な将来に対してもポジティブに動き続けやすいです。

自己肯定感が低い人の特徴

自己肯定感が低い人の特徴を紹介します。

他者と比較しすぎてしまう

自己肯定感が低い人は、他者と自分を比べる癖がつきやすいです。SNSで同世代の活躍が目に入るたびに落ち込んだり、同僚の評価を気にするあまり自分の仕事に集中できなくなったりすることがあります。

完璧に物事へ対応しようとする

自己肯定感が低い人は「100点以外は失敗だ」という完璧主義的に陥りやすいです。少しのミスでも自信を失い、ミスを必要以上に引きずり「また失敗するかもしれない」という恐れが行動を縛るようになります。

自分の気持ちや価値観を把握していない

自己肯定感が低い人の特徴として、自分の強みや価値観が明確でないことが挙げられます。やりたいことが言語化できず、失敗を恐れるあまり、新しい挑戦や環境を変えるための一歩が踏み出せなくなるのも、自己肯定感が低い人の特徴です。

自己肯定感が高い人の特徴

自己肯定感が高い人の特徴を紹介します。

主体性や自分の軸を持っている

自己肯定感が高い人は、自分自身の価値観や判断基準、いわゆる「自分軸」が明確です。他人の評価や周囲の目を気にしないわけではありませんが、それに過剰に振り回されることなく、自分の意思に基づいて物事に取り組めます。

「この選択は自分が決めた」という感覚を持てるため、たとえ結果がうまくいかなくても他者のせいにせず、自分で責任を引き受けながら次の行動を考えられます。

失敗を恐れずに行動できる

自己肯定感が高い人は、物事を「なんとかなる」と楽観的に捉えられるため、新しいことや一見困難に見えることにも臆せずチャレンジできます。

たとえ失敗したとしても、自分を否定して落ち込み続けるのではなく、「次に活かせる学びがあった」と前向きに受け止められます。

ポジティブに物事を捉えて努力を続けられる

自己肯定感が高い人は、自分の長所だけでなく、欠点や弱みも客観的かつ素直に受け入れています。不得意なことがあっても「自分はダメだ」と卑下するのではなく、「これは今の自分の課題だ」とフラットに捉えられるため、ポジティブな思考を保ちやすいのです。

「できなくても良いが、できるようになったら嬉しい」という心の余裕があるため、苦手なことに対しても意欲的に取り組み続けられます。

自己肯定感を高めて仕事に取り組む方法

自己肯定感を高める方法を紹介します。

ジャーナリングを行い自分の思考を整理する

ジャーナリングとは、頭の中にある考えや感情をノートや紙に書き出す習慣のことです。「やる気が起きない」「なんとなく不安だ」といった負の感情も、言語化することで思考を客観的に整理し、自分を苦しめている心理的なハードルを可視化できます。

書き出すうちに「本当はどうしたいのか」という本音が浮かび上がってくることもあります。自分の思考の癖や、行動にブレーキをかけている原因に自ら気づくきっかけとなるため、自己肯定感を育む最初の一歩として取り組みやすい方法です。

達成しやすい目標を設定して小さな成功を積み重ねる

自己肯定感を取り戻すうえで効果的なのが、確実にクリアできる小さな目標を設定し、達成体験を繰り返すことです。

「今日中にメールを1本送る」「気になる求人を3件調べる」といった、すぐに行動に移せるレベルから始めることで、自分への信頼を少しずつ積み上げられます。

キャリアコーチなどの第三者を活用し、自己認知を深める

一人で考え続けると、どうしても視野が狭くなりがちです。キャリアコーチなどの第三者を活用することで、自分では見落としていた強みや、客観的なスキルレベルを正しく認識できるようになります。

また、状況に応じて具体的なアクションプランの提案とメンタルケアを並行して受けられる点も、コーチングの大きなメリットです。

仕事で自己肯定感を高められず悩んでいるならプロに相談してみよう

仕事やキャリアに悩み、「なんとなく自信が持てない」「このままでいいのかわからない」という状態が続いているなら、一人で抱え込まずにプロに相談することを検討してみてください。

coacheeには、転職・キャリア形成・副業など、仕事にまつわる悩みに精通した専門コーチが在籍しています。1,000円からプロのフィードバックを受けられるため、「相談するほどの悩みかどうかわからない」という方でも気軽に試せます。

プロに相談することの価値は、アドバイスをもらえることだけではありません。自分の悩みや状況を言葉にして他者に伝えるプロセスそのものが、頭の中に散らばった考えを整理し、「本当はどうしたいのか」を明確にする助けになります。

一人で答えを出そうとするより、信頼できる専門家と対話を重ねることで、視野が広がり、次の一歩が見えやすくなります。

coacheeに所属するキャリアコーチの言葉

キャリアを前に進めるためには、正しいアクションを知るだけでは不十分なことがあります。「なんかやる気が起きない」「負の感情に思考や行動を引っ張られる」といった心理的なブレーキが残ったままでは、どれほど良いアドバイスも本質的な解決には届かないからです。

coacheeで活躍するキャリアコーチの「もっちー」さんは、相談者の状況に応じて3つのコミュニケーションスタイルを使い分けることを大切にしていると語ります。

  • 認知・行動にアプローチするコーチング形式
  • 負の感情を減らすカウンセリング形式
  • 具体的なアクションプランを提案するコンサルティング形式

「転職活動をしている」という相談であっても、その背景にある悩みは人それぞれです。キャリアの軸がまだ定まっていない人と、すでに選考を受けていて内定を目指している人では、必要なサポートはまったく異なります。

相談者自身が気づけていない問題が隠れていることもあるため、表面的な課題だけでなく、その奥にある思考や感情にも向き合うことを大切にしているといいます。

「自分が何を求めているのかが明確になれば、キャリアの軸としては完璧です。どのような行動や動作が自身の強みであり、何をすれば感情的に満たされるのかについて自己認知を進めることが、最高のキャリアを歩むための第一歩です」

外部の情報や他人の成功体験に振り回されず、自分自身の内なる声に向き合うこと。そのプロセスを支えてくれる存在が、キャリアコーチです。

関連記事:心のブレーキを外すことから始める|元組織人事コンサルタントのキャリアコーチング 

【体験談】coacheeを活用して新しい一歩を踏み出した事例

coacheeを活用して新しいキャリアを切り開いた事例をご紹介します。

事例1:事務職から納得のいくITエンジニア転職を実現

給与が低く、残業をしないと生活が回らない現状に限界を感じていた井上さんは、もともと持っていたプログラミングスキルを活かし、ITエンジニアへの転職を決意しました。

転職活動を進めるなかでcoacheeに相談したところ、コーチから「業界研究よりも業態研究を優先したほうがいい」というアドバイスを受けます。正社員・有期派遣・SESなど、雇用形態や働き方の違いを調べ直した結果、自分に最も合う働き方を自分の言葉で選べるようになりました。

また、独学でプログラミングを習得してきた経験を「独学力」という強みとして再定義し、それをアピールの軸に据えたことで、希望していたPythonエンジニアとしての内定を勝ち取りました。

関連記事:納得のいく転職がしたい!事務職からITエンジニアに転職するまでの軌跡 

事例2:面接への苦手意識を克服し内定を獲得

過去に「話し方が稚拙だ」と指摘された経験から、自己PRや志望動機の伝え方に強い苦手意識を抱えていたまなそんさん。何度か転職を経験していたものの、想定外の質問への対応や、複数の職歴をどう整理して伝えるかに課題を感じ、coacheeへの相談を決めました。

コーチからのアドバイスで特に印象に残ったのは、「面接は普段通りのコミュニケーションをする場と考えて良い」という一言でした。かしこまった話し方をすると「作っている」という印象を与えてしまい、一緒に働くイメージがつきにくくなるという指摘を受け、自然体で会話のキャッチボールをすることを意識するようになります。

最終的には志望度合いの高い企業からの内定を獲得。「コーチングを通じて自信が持てるようになったことで、苦しかった転職活動も乗り越えられた」と語っています。

関連記事:面接の苦手意識を見事克服!コーチが支えた転職成功ストーリー 

事例3:パワハラと孤独な在宅勤務を乗り越えて自分らしいキャリアを発見

取引先からのパワハラを受けたことで、「自分に原因があるのではないか」「嫌なことから逃げているだけでは」という不安に苛まれていたというこの方。在宅勤務で孤独な環境が続くなか、一人で悩みを抱え込んでいました。

coacheeに相談したところ、専門家から「その状況であれば誰でも転職を考える」と理解を示されたことで、自分を責め続けていた気持ちが和らぎ、前向きに活動を再スタートできるようになりました。

職務経歴書の見直しでも、経験を「削る」のではなく、埋もれていたスキルを「活かす」方向で加筆修正を行ったことで、自分がこれまで積み重ねてきたものへの自信を取り戻せたといいます。入社後にトラブルが生じた際も、コーチに相談できる環境があったことで精神的な支えを得ながら冷静に対処できました。

関連記事:孤独な在宅勤務とパワハラの狭間で──転職に悩んだ私が、自分らしいキャリアを見つけた道のり 

自分の自己肯定感と向き合い納得のいくキャリアを実現しよう

自己肯定感は、一生を通じて育てていける力です。今、キャリアの方向性が見えずに迷っているとしたら、それは自分らしい働き方を再定義するための大切なターニングポイントかもしれません。

自分一人では解決の糸口が見えにくいときは、豊富な知見をもつキャリアコーチと対話を重ねてみませんか。「まず話してみる」という小さな一歩が、キャリアを動かすきっかけになります。ぜひcoacheeを活用して、自分らしい未来への第一歩を踏み出してみてください。

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